温泉うんちく

温泉はその含有成分によって分類がなされる。
またその分類も掲示用泉質名、旧泉質名、新泉質名など3種類存在する。
なお、各泉質に記載の効能はあくまで目安で、効果を万人に保証するものではないことに注意する必要がある。

単純温泉

鉱物分・ガス分の含有量が少ない温泉(温泉1kg中に1g未満)。
刺激が少なく肌にやさしい。
無色透明で、無味無臭。
神経痛、筋肉・関節痛、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進などの一般的適応症に効果があるとされるが、それは泉質による効能ではなく、おおむね温浴によって血行が促進されることによる効果である。
単純温泉は成分の少ない単なる湯、質の低い温泉だと誤解されやすい。
単純温泉とは、成分の含有量だけを評価したものであり成分の種類について規定したものではない。
よって単純温泉とひとくくりにしても個々の泉質は多岐にわたるため単純な比較・分類はできない。
成分の組成比によって、下記の各種温泉の性質を帯びることもあるし、様々な成分を少量ずつ含んだバランスの良い泉質となっているものもある。

硫黄泉

温泉水1kg中に総硫黄を2mg以上含む温泉。
白濁して卵の腐ったような臭いがある。
概して高温で、ニキビ、オイリー肌、皮膚病、リウマチ、喘息、婦人病などの症状に効果がある。
硫黄イオンはインスリンの生成を促す働きがあるので、糖尿病の症状にも有効。
硫化水素は有毒物質で粘膜・皮膚・呼吸器を強く刺激する。
病中病後で体力が落ちている人や乾燥肌の人は特に注意を必要とし、リウマチや喘息の患者が安易に入浴することは時として不適切である。
当該患者が硫黄泉の入浴を希望する際は、事前に医師の判断を仰ぐことが望ましい。
硫化水素は金属を腐食させるため、金と白金以外の金属製のアクセサリーを身につけて入浴してはならない。
特に銀は著しく反応して輝きを失い黒くなる。

塩化物泉

温泉水1kg中の含有成分が1g以上あり、陰イオンの主成分が塩素イオンの温泉。
主な効用としては、外傷、慢性皮膚病、打ち身、ねんざ、慢性リウマチ、不妊症、痛風、血管硬化症などがあげられる。
飲用は慢性消化器病に効く(飲泉は、医師の指導を受け、飲用の許可がおりている場所で、注意事項を守って行うこと)。

含鉄泉

温泉水1kg中に総鉄イオンを20mg以上含む温泉。
水中の鉄分が空気に触れて酸化するため、茶褐色を呈する。
殺菌消毒作用がある。
この泉質の温泉は保湿効果が高いので体がよく温まり、貧血にも効く。

含銅・鉄泉

銅及び鉄を含む温泉。
水中の金属分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は黄色である。
含鉄泉同様、炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがある。血症、高血圧症などに効く。

含アルミニウム泉

アルミニウムを主成分とする温泉。
旧泉質名は、明礬泉、緑礬泉など。殺菌消毒作用がある。肌のハリを回復させる効果があり、また慢性皮膚病、水虫、じんましんなどにも効く。
明礬泉はとくに眼病に効果があるとされる。

酸性泉

多量の水素イオンを含有する温泉。
多くの場合、遊離した硫酸・塩酸などの形で含まれる。刺激が強く、殺菌効果が高い。
また、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もある。
水虫や湿疹など、慢性皮膚病に効く。
肌の弱い人は入浴を控えるか、入浴後に真水で体をしっかり洗い流すなどの配慮が必要。

炭酸水素塩泉

アルカリ性の湯。重曹泉、重炭酸土類泉に分類される。
重曹泉の温泉への入浴は、肌をなめらかにする美肌効果がある。
疲労回復、病後の体力補強、外傷、皮膚病にも効果がある。飲泉すると慢性胃炎に効くといわれる。
重炭酸土類泉の温泉は炎症を抑える効果があるので、入浴は、外傷、皮膚病、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患などに効く。
飲泉は、痛風、尿酸結石、糖尿病によいとされる。万人向けの泉質であるが、アルカリ性の強さによっては入浴後に皮膚の弱い部位に軽微な炎症が起きることがある。
それは一過性のものであるが、皮膚の弱い人は温泉から出る際に真水で身体を洗い流しておくとよい。

二酸化炭素泉

温泉水1kg中に遊離炭酸1g以上を含む温泉。
入浴による効果は、心臓病や高血圧の改善。飲泉は便秘や食欲不振によいとされる。
ただしこの効果は血液中の酸素分圧を下げることによって得られるため、循環器および呼吸器の疾病を持つ患者がむやみに入浴すると、過度な刺激となり症状を悪化させるおそれがある。
このような患者が二酸化炭素泉への入浴を希望する場合は、あらかじめ医師に相談することが好ましい。
入浴許可を受けたとしても、長時間の入浴は避けた方が無難である。

放射能泉

温泉水1kg中にラドンを3ナノキュリー以上含む温泉。
これらが放つ放射線は人体に悪影響を及ぼす可能性は小さく、ホルミシス効果で免疫細胞を活性化させるので、むしろ体に良いのではないかと考えられている。
皮膚病、婦人病を始め様々な病気や外傷に効果があるといわれ、特に良いとされるのは痛風、血圧降下、循環器障害である。
癌の発育を妨げることがあるのではないかとも言われている。ただいずれの適応症も今のところ確たるエビデンスが得られておらず、今後の研究が待たれるところである。
ラドン温泉の治療効果を解明すべく、三朝温泉には岡山大学医学部附属病院三朝医療センターが設置されており、本格的な研究を行っている。

硫酸塩泉

硫酸塩が含まれる。
苦味のある味。
芒硝泉、石膏泉、正苦味泉に分かれる。
血行をよくする働きがある。
入浴効果は外傷や痛風、肩こり、腰痛、神経痛などに効く。飲泉は便秘やじんましんに効く。
硫酸塩は、強張った患部(硬くなった肌)を柔らかくして動きやすくする働きを持っているため痛風や神経痛の症状に効果が高い。
硫酸塩の中でも、硫酸カルシウムを多く含む泉質の場合、とろりとした滑らかな触感を伴う。
硫酸カルシウムは石膏の成分であるためである。まれに誤解されるのが、硫酸が含まれていて危険ということである。
硫酸は危険な物質だが、硫酸ナトリウム・硫酸マグネシウムなどは無害な物質である。
また、硫化水素泉のような悪臭も放たない。硫酸塩泉は温泉入浴を禁じられている人以外にはこれといった弊害のない無難な泉質である。家庭用入浴剤の多くが、硫酸塩泉と似た組成である。

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参考:wikipedia
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